Record China 2012年5月11日(金) 10時1分
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9日、北京市で体重250kgを超える青年が、自身の生命の危機を救ってくれた救急隊員や医療関係者に対し、謝意を示した。心機能低下で倒れるも救急車に乗せられず、3時間かけてやっと病院へ搬送されたという。
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2012年5月9日、北京市で体重250kgを超える青年が、自身の生命の危機を救ってくれた救急隊員や医療関係者に対し、感謝の気持ちを込めて錦糸の刺繍の旗を贈った。京華時報の報道。
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市内の長屋街に住む小関(シアオグワン)は母と暮らす33歳。4月15日、突然に心機能の低下に襲われ、自宅で倒れた。慌てた母は救急車を呼ぶも、小関の体重は250kgという巨漢クラス。駆けつけた救急隊員では救急車に乗せることができず、市内の消防チームに救援を依頼した。珍しい事態に近隣の住民らが見物に訪れ、周囲は身動きできない事態となり、警官までが出動することに。3時間後、小関は無事に救急車で病院へと搬送された。
検査の結果、小関は心臓だけでなく肝臓や胃の機能も著しく低下していたが、4日後の19日に無事に生命の危機を脱することができた。小関の母親によると、小関は幼少時から肥満体質で、現在も体重が増え続けている。超音波検査をしても「内部が見えない」と言われるほどの肥満体だが、お腹の中には脂肪ではなく水が溜まっているとの診断。これまでにいくつもの医療機関を訪ねたが、治療方法がなかったという。
今月9日、すっかり元気を取り戻した小関は、命を救ってくれた北京軍区総医院、120救急センター東区支部(※120=日本の119番に相当)、地壇消防隊のメンバーらを訪問し、謝意を伝えた。(翻訳・編集/愛玉)
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