<日中経済・新事情>大同特殊鋼が中国でトレーサビリティシステム稼働、テレコムスクエアが中国専用4G無制限プランなど

Record China    2018年6月13日(水) 9時50分

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写真は大同特殊鋼によるトレーサビリティシステムの活用イメージ。

●大同特殊鋼:中国でトレーサビリティシステム稼働、偽装品混入を防止

大同特殊鋼(本社・名古屋市)は11日、中国において同日からクラウド利用の「金型用鋼材トレーサビリティシステム」を本格稼働させると発表した。同国市場での同社製品の偽装品発生に対応する。顧客は鋼材検査証明書と現物を比較して真正品かどうかが確認できる。広東省広州市、同東莞市、福建省厦門市、江蘇省昆山市、重慶市の販売店で11日に導入し、他地域に順次拡大する。

●テレコムスクエア、中国専用の4G無制限プランを提供

世界各国のモバイル通信機器のレンタルサービスを提供するテレコムスクエアは11日、当社のブランドTelecom Wi-Fiにおいて同日、「中国 4G 無制限プラン」の提供を開始すると発表した。中国での容量制限なしのWiFiルーターのレンタル、4G回線の高速データ通信、複数人で同時接続してもデータ容量制限なしなどの特徴がある。料金は1日当たり1700円(不課税)。中国旅行者に対するTelecom Wi-Fiは従来の500MB、1GBと合わせて3プランになった。

●トランスコスモス子会社、中国での建設設計支援サービスが受賞多数

トランスコスモスは11日、中国子会社の大宇宙設計開発(大連)と大慶大宇宙設計開発が中国の各種団体から多くの賞を受賞したと発表した。両子会社とも主に日本の建設業界向けに設計支援サービスを行っている。大宇宙大連は大連サービスアウトソーシング協会により2016年と17年に優秀会員賞、17年には成長型企業も受賞。同社はさらに中国最大級の人材紹介・人材教育企業である智聯招聘により15年から3年連続で「China Best Employers、Dalian」を受賞。大慶大宇宙設計開発は黒龍江省大慶市政府が17年に始めた、同市経済の成長を支える優秀アウトソーシング企業の表彰で技術先進型サービス企業賞を受賞した。

●ヴィレッジヴァンガード、台湾クリエーター集団による「ゴーグル傘」予約販売を開始

表現者や創造者に「世の中になかった独創的な空間」を提供することで新しい文化を創造することを会社使命として掲げるヴィレッジヴァンガード(本社・横浜市)は11日、台湾のクリエーター集団である25TOGO Design社の「ゴーグル傘」シリーズの予約販売を開始した。傘に設けられた小さなゴーグル型の小窓により、「広げた傘の中に用意された自分だけのふしぎな空間」が体験できる。「雨の日がちょっとだけワクワクする日になる」アイテムという。

●対中越境EC事業のインアゴーラがインバウンド事業を強化、免税店を新たに開店

中国向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営する、インアゴーラ11日、インバウンド事業の強化として東京・赤坂にあったリアル免税店を同品川区五反田の商業施設、TOCビル内に移転し新たにオープンした。同社はEC利用の顧客から訪日の際に「買い物時間を短縮したい」「中国語で商品を詳しく説明してほしい」「商品を購入する前に試したい」などの要望を受け、2017年8月にインバウンド事業を始めた。新店舗は越境ECで取り扱う約4万品目のうち約1000品目を取りそろえる。(翻訳・編集/如月隼人

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