直轄市10周年を迎え、市長が状況報告―重慶市

Record China    2007年2月27日(火) 20時22分

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直轄市になって10周年を迎えた、重慶市。王市長は10年間で見られた市の4つの変化(国内総生産、交通面、自然環境、三峡ダム建設の住民の移転問題)を報告した。

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2007年2月27日午前、国務院新聞弁公室にて、重慶市長・王鴻挙(ワン・ホンジュ)氏が「直轄市政10周年」を迎えた重慶市の情況を報告した。この中で王市長は、「重慶市は、この10年で大きな4つの変化があった」と語っている。

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4つの変化とは、まず一つ目が「国内総生産(GDP)」。直轄市になる以前の一人当たりの国内総生産は当時の全国平均の70%に過ぎなかった。だが昨年、78%となり成長を見せている。そして2つ目は、「交通面」。道路は発達し、10年前には8つしかなかった橋が、現在36もある。さらに2007年には、5つの新しい橋が完成予定だという。3つ目は「自然環境がよくなった」こと。10年前、森林所有率は20%であったが、現在は32%になっている。

そして4つ目だが、2009年完成予定の三峡ダム建設に伴った住民たちの移転が、順調に進んでいることだという。ダムの建設により、113万人の移転が予定されているが、昨年末までに102万人の移転が完了した、と市長は報告した。(編集・饒波貴子)

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