ロシア上院議員が北方領土に関する日本の抗議を一蹴、「自国の領土では何でもできる」―中国紙

Record China    2018年6月12日(火) 13時30分

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12日、環球時報は、北方領土での光ファイバー敷設工事開始に日本政府が抗議したことについて、ロシア側が強い不満を示していると報じた。資料写真。

2018年6月12日、環球時報は、北方領土での光ファイバー敷設工事開始に日本政府が抗議したことについて、ロシア側が強い不満を示していると報じた。

ロシアメディアRIAノーボスチの11日付報道によると、ロシアはサハリンから北方四島を結ぶため、10日よりオホーツク海海底から択捉島、国後島、色丹島への光ファイバー敷設工事を開始した。工事は10月中旬まで続き、中国の華為(ファーウェイ)も参加しているという。

これに対して、日本の菅義偉官房長官は「法的根拠のない占拠の下、このような事業を進めることは北方領土問題に対するわが国の立場と相いれず、極めて遺憾だ」とコメントするとともに、中国に対する抗議の意も示した。

記事は「日本の激しい反発に対し、ロシアも大きな不満を抱いている」とし、「われわれの領土では、われわれはやりたいことならなんでもできる。日本の反発は主に内政での必要性によるものだ。日本の役人は、もっと経済的な角度からわが国との友好関係構築について考えるべきだ」というロシア上院議員のコメントを紹介した。

記事はこの他、「ロシアメディアによると、ロシア政府は5日の時点で日本側に光ケーブル設置について通知していた」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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