Record China 2012年5月13日(日) 8時13分
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11日、撮影した軍用機の写真をインターネット上に公開した男がこのほど、国家機密漏えい罪に当たるとして逮捕された。軍事マニアによる同様の事件が相次いでいる。写真は空母やヘリコプターの写真を撮る中国の軍事マニアら。
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2012年5月11日、中国青年報によると、撮影した中国の軍用機の写真をインターネット上に公開した福建省の男が、国家機密漏えい罪で逮捕され服役することになった。
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逮捕された男は「私はただのネットユーザーで、スパイではない。単に好奇心でやったことだが、知らないうちに法に触れてしまった」と話している。中国では同様の事件がここ数年多発しており、全国人民代表大会内務司法委員会の報告書によると、機密漏えい事件の発生件数の7割以上がインターネットによるものだという。軍事関連サイトやフォーラム、ブログなどを通じて、軍事マニアたちは軍事情報の収集や交換を活発に行っている。このため米情報機関は、危険を冒すことなく価値ある軍事情報を簡単に集めることのできるインターネットに早くから注目。彼らが集めた中国の軍事情報の中には中国の軍事マニアがネット上に公開したものから入手したものが数多くあるという。
自分の軍事知識をネット上で披露したいというマニアの心理は理解できる。しかし、多くのマニアたちの人気や尊敬を集めたいという気持ちから、重要な情報を必死で探し、現地調査まで行い、「レア」な写真を撮影するという行為に走るマニアも。その結果、重大な国家機密が外国の諜報機関の目にさらされることになるのだ。軍事マニアに必要なものは、自制心を高めて安全で機密性のあるインターネット文化の構築に積極的に参加し、国家機密を保護する責任を自ら果たそうとする姿勢だと記事は指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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