中国人16人を殺害の武装麻薬組織首領を中国に引き渡し=メコン川流域で大量犯罪を首謀―中国メディア

Record China    2012年5月13日(日) 9時22分

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11日、新華網によると、昨年10月、メコン川流域で中国人船員13人が殺害された事件で、首謀者のノアイカン容疑者が10日、中国側に引き渡された。写真はノアイカン容疑者。

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2012年5月11日、新華網によると、昨年10月、メコン川流域で中国人船員13人が殺害された事件で、首謀者のノアイカン容疑者が10日、中国側に引き渡された。

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ミャンマー国籍のノアイカン容疑者はメコン川流域、「黄金の三角地帯」の巨大武装麻薬密輸組織の首領。昨年10月5日、ノアイカン容疑者と組織の構成員は、タイに向かっていた中国船2隻を停船させ、船員に目隠しをした上で麻薬を運び込んだ。その後、共謀者のタイ軍兵士が船に乗り込み、「麻薬の密売人」として船員を射殺、遺体を川に遺棄した。

今年4月、中国とラオスの警察当局がノアイカン容疑者を含む麻薬組織の3人を逮捕していた。ノアイカン容疑者は他にも30件近くに及ぶ中国船及び中国人への強盗、殺人事件に直接的に関与し、4年間で計16人を殺害した疑いが持たれている。

ノアイカン容疑者の武装麻薬密輸組織はメコン川流域で長期にわたって麻薬を販売し、みかじめ料を徴収、誘拐、殺人、強盗、強迫などの暴力犯罪を繰り返していた。昨年10月5日の「メコン川事件」後、同地域の治安は悪化の一途をたどり、船舶輸送量が90%減少していた。(翻訳・編集/長河)

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