勉強に悩む中国の小学生、遊びに悩む日本の小学生―中国コラム

Record China    2018年6月15日(金) 5時10分

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12日、中国のポータルサイト・捜狐に「日本の小学校はどのように児童を評価しているのか」と題したコラムが掲載された。日本の通知表について紹介し、中国が見習うべき点を挙げている。写真は中国の小学生。

2018年6月12日、中国のポータルサイト・捜狐に「日本の小学校はどのように児童を評価しているのか」と題したコラムが掲載された。日本の通知表について紹介し、中国が見習うべき点を挙げている。以下はその概要。

現在の中国の詰め込み教育に悲鳴を上げている人は少なくない。では、ノーベル賞受賞者を多く輩出しているお隣の国・日本はどのように子どもを教育しているだろうか。

中国の子どもは宿題漬けの毎日だが、日本の一般的な公立小学校の子どもの学習リズムは比較的緩やかで、勉強の他、健康にも力が注がれている。自立や道徳心を養い、社会に溶け込む能力も鍛えられている。日本の小学生、特に低学年は毎日下校後、何をして遊ぶかについて悩むことはあっても、勉強で悩むことはまずない。

日本の小学校でも定期的な試験は行われるが、児童の学習能力の良し悪しを判断するというよりは、学校や教師が児童の学習能力を理解する意味合いが強い。テストに加えて、日本では通知表が利用されている。学期ごとの学習の状況や学校生活の状況などを「よくできた」「できた」「もう少し」などの3段階で評価するのが一般的。通知表では、勉強のみならず、学校生活における児童の様子も反映できるため、より全面的に子どもを評価することができる。このやり方は中国も参考にしてみても良いかもしれない。(翻訳・編集/内山)

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