<中華ボイス>美徳を失った中国、利己心渦巻く現代社会―若手人気作家

Record China    2012年5月20日(日) 4時55分

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中国は経済の発展や社会の成長により、人々の結びつきが弱まり助け合いが減った。それを表すかのように、2011年10月山東省で2歳の女の子がひき逃げに遭い、多くの通行人が見て見ぬふりをした。写真は河南省鄭州市で行われた席の譲り合いを促す活動。

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中国は経済の発展や社会の成長により、人々の結びつきが弱まり助け合いが減った。それを表すかのように、2011年10月山東省で2歳の女の子がひき逃げに遭い、多くの通行人が見て見ぬふりをした。この出来事は日本のメディアでもたびたび報道され、中国人だけでなく、外国人も心を痛めた。

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2012年5月10日、中国の若手人気作家・韓寒(ハン・ハン)氏は中国の今について、「以前の中国は国民に残忍さや争いを教え、そのあとは貪欲(どんよく)や利己心を教えていた。こんな環境の下に育った我々にも悪い種は植えられている。さらに先人たちは文化と伝統的な美徳を破壊し、人と人の信頼関係をも壊した。それらを破壊しても明るい未来は築けなかった。実に残念な事だ」と自身のマイクロブログに意見を述べた。(翻訳・編集/内山)

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