中国の持ち家住宅率が約90%に、世界平均を上回る―中国メディア

Record China    2012年5月16日(水) 9時23分

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14日、中国の持ち家住宅率は89.68%に達し、世界平均の約60%を大きく上回った。資料写真。

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2012年5月14日、北京晨報によると、人々はみなマイホームを夢見るため、不動産価格の変動に関心を寄せる。西南財経大学と人民銀行は13日、共同で「中国家庭金融調査報告」を発表した。同報告によると、中国の持ち家住宅率は89.68%に達し、世界平均の約60%を大きく上回った。また都市部の1軒目の住宅による平均収益率は300%以上に達した。人民網日本語版が伝えた。

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同報告によると、調査対象となった都市部戸籍を有する3996世帯のうち、3412.36戸が持ち家を所有しており、持ち家住宅率が85.39%に達した。同比率は農村部ではさらに高く、94.60%に達した。中国の持ち家住宅率は、農村部が都市部を、中西部地区が東部地区を上回った。2011年、中国都市部の1世帯あたりの持ち家数は1.22戸となり、2010年に中金公司が発表したデータ(0.74戸)と比べ、大幅に向上した。

同報告によると、都市部の1軒目の住宅による平均収益率は340.31%に、2軒目は143.25%に、3軒目は96.70%に達した。しかしながら、中国人の保守的な姿勢には変化が見られない。同報告によると、中国人家庭のリスクゼロの銀行預金が占める比率は、その他の金融商品が占める比率を大きく上回り、60.91%に達した。(編集/TF)

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