2012年5月15日、中国の経済専門ニュースサイト・財経網によれば、中国のインターネット検索エンジン最大手・百度（バイドゥ）がクラウドベースの独自モバイルOS「バイドゥ・クラウド」を搭載したローエンドスマートフォンを間もなく発表すると、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

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消息筋によれば、価格は1000元（約1万2500円）未満で、ユーザーは端末を通じて地図閲覧サービス「百度地図」や音楽サービスなどが利用できるほか、100ギガバイトのクラウドディスクもサポートされる。端末は富士康（フォックスコン）と中国聯通（チャイナ・ユニコム）がパートナーシップを結んで生産するという。

同社はすでに1000人を超えるエンジニアを採用してモバイルプラットフォーム構築にあたらせているという。このほか、すでに複数の携帯電話ブランドとの交渉を行っており、自社クラウドサービスに対応した携帯電話端末を売り出すことでモバイル分野での圧倒的なシェアを確立しようとしている。（翻訳・編集/岡田）