Record China 2018年6月15日(金) 19時30分
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江西省南昌市で会社に遅刻して叱責されたことに腹を立てた21歳の男が地下鉄のケーブルを切断する事件が発生した。資料写真。
2018年6月13日、中国江西網によると、江西省南昌市で会社に遅刻して叱責されたことに腹を立てた21歳の作業員の男が地下鉄のケーブルを切断する事件が発生した。
5日午前、同市新建区樵舎鎮の交番に「会社の規定に反した従業員1人が、管理制度に対する不満の腹いせに、工具で地下鉄車両に用いるケーブルや未使用の地下鉄用ケーブルを切断した」との通報があった。
調べによると、容疑者である21歳の男は同鎮の会社に勤めており、5日午前の出勤時に遅刻したことで叱責を受け、罰金処分となった。すると男は反省しないばかりか、「リーダーが意図的に自分を攻撃している」と腹を立て、周囲の制止を振りほどいて作業中だった南昌地下鉄1号線の車両近くに駆け寄り、専用工具でケーブルなどを切断したという。
車両は間もなく組み立てが完了する段階で、今回の被害により配線作業をやり直す必要が出るなど、大きな損害が出た模様。会社の協力のもと、警察に拘束された男は「衝動的にやった」と容疑を認め、自らの行為を後悔しているという。男はすでに行政拘留処分を受けているが、さらなる調査の結果を待ってから今後の処分が下される見込みだ。(翻訳・編集/川尻)
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