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16日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの中国駐在記者だったメリッサ・チャン氏がこのほど、米国の自宅に戻り、インタビューに応じた。写真はアルジャジーラの北京支局長。
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2012年5月16日、米ロサンゼルス・タイムズによると、アルジャジーラの中国駐在記者で、中国政府からビザと記者証の更新を認められず米国に帰国したメリッサ・チャン氏が、自分は中国でとりたてて過激な記者ではなかったし、すぐには中国へ戻ることはできないが、いずれ再び中国への入国が可能になると信じていると語った。
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カリフォルニア州南部の自宅に戻ったメリッサ・チャン氏はロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに応じ、中国で400件余りのニュースを報じてきたが、どのような理由で自身が中国から追放されたのかは分からないものの、闇監獄をレポートしたことが関係しているのではと感じていると話した。また、チャン氏は中国の政府関係者が話した内容をツイッターでつぶやいていた。
中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は7日に行われた定例記者会見で、「中国は外国人ジャーナリストの報道の自由を尊重するが、中国の規定を守るよう求める」と語った。メリッサ・チャン氏は1998年に読売新聞の中国駐在記者が「国家機密を窃取し報道した」として追放処分を受けて以来、中国政府が14年ぶりに追放したジャーナリストとなった。また、チャン氏によると、これまではビザは1年更新だったが、今年1月から1カ月更新となっていた。これも外国人記者では初めてのケースだという。(翻訳・編集/岡田)
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