Record China 2018年6月15日(金) 13時20分
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15日、韓国・朝鮮日報は、米国のドナルド・トランプ大統領の在韓米軍撤退発言を受け、「日本列島がパニックに陥っている」と報じた。資料写真。
2018年6月15日、韓国・朝鮮日報は、米国のドナルド・トランプ大統領の在韓米軍撤退発言を受け、「日本列島がパニックに陥っている」と報じた。
記事によると、トランプ大統領が在韓米軍撤退の可能性に言及した後、日本の首相官邸・外務省・防衛省の記者会見では「在韓米軍が撤退すれば、日本の安全保障にも影響を与えるのではないか」という質問が相次ぎ、官房長官・外相・防衛相が「今すぐ撤退するということではない」と説明する状態が続いている。
菅義偉官房長官は14日の定例記者会見で、「米国は現時点で在韓米軍の撤退・縮小を検討してはいない」とし、「米韓同盟に基づく抑止力が北東アジアの安全保障に不可欠な役割を果たしている」と述べた。河野太郎外相は「米韓同盟と日米同盟はアジアの平和と安定を維持してきた公共財」とし、在韓米軍の重要性を強調した。
小野寺五典防衛相は14日、米国のジェームズ・マティス国防長官との電話会談で、在韓米軍の現在の規模を維持するように要請し、これに対しマティス長官は「在韓米軍の縮小は検討していない」と返答した。
深谷隆司元国家公安委員長は「トランプ大統領が在韓米軍撤退に言及したことは絶対にあってはならないことだった。在韓米軍が撤退するということは韓国の軍事境界線が対馬海峡になるということであり、日本の安全保障上、計り知れない危機となる」と、在韓米軍撤退への懸念を語った。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「在韓米軍が撤退したら、在日米軍も撤退するのか?」「終戦宣言が出されたら、在韓米軍も在日米軍も駐留する意味はなくなる」など、在韓米軍に加え、在日米軍撤退に言及する意見が寄せられた。
また「日本は迫りくる危機に真剣に取り組んでいるのに、韓国はのんきな状態」「韓国はあまりにも将来を楽観視し過ぎているような気がする」など、韓国内の危機意識の低さに警鐘を鳴らす声も見られた。
その他「日本の再武装は日本の国益にかなうんじゃないのかな?国力、科学技術力も韓国より優れている。米国も日本の核武装を事実上容認するだろう」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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