学生ら集団下痢165人、大学側がかん口令?―山東省

Record China    2012年5月20日(日) 10時11分

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19日、山東省の臨沂大学でこのほど、学生らが集団で下痢の症状を訴え、構内や近くの病院で計165人が治療を受けた。資料写真。

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2012年5月19日、大衆網によると、中国山東省臨沂市の臨沂大学で17日から18日にかけ、学生らが集団で下痢の症状を訴え、構内や近くの病院で計165人が治療を受けた。

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患者は腹痛や下痢、寒気、嘔吐、微熱などの症状で、病院側は季節性胃腸炎と判断した。これに対し、ネット上で18日、大学側が関係学部の学生に一斉送信したとされる「今回の件についてネット上に意見を書き込むことは許されない。違反者は法的責任を問う。寮の室内の水は汚染の疑いがあるため飲まないこと。大学ホールに用意した低濃度食塩水を飲むように」との携帯メールの内容が暴露された。

一方、大学側は17日から18日にかけ、大学構内の一部地域で断水を実施。大学の公式マイクロブログによると、現在原因を調べているがまだ分かっていない。さらに「大学のいかなる部門も学生の言論を制限していない。ネット上のメールは一個人によるものとみられ、今後調査のうえ責任を厳しく追及する」としている。(翻訳・編集/AA)

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