Record China 2012年5月21日(月) 11時15分
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20日、「盲目の人権活動家」陳光誠氏が米ニューヨーク大学に到着、「最も肝心な時に米国が助けてくれた。中国政府の冷静な対応も嬉しく思う」とコメントした。写真は陳氏。
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2012年5月20日、「盲目の人権活動家」陳光誠(チェン・グアンチョン)氏が米ニューヨーク大学に到着、「最も肝心な時に米国が助けてくれた。中国政府の冷静な対応も嬉しく思う」とコメントした。米華字紙・世界日報が伝えた。
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陳氏は米ニューヨーク大に到着後、「中国の米大使館が最も肝心な時に自分を危険から救ってくれた」と感謝の気持ちを示し、引き続き米政府の助けが必要だと述べた。また、陳氏の留学を認めた中国政府に対し、「非常に冷静な対応をしてもらった。とても嬉しく思う」と賛辞を送った。
さらに、「中国政府が思想の解放を続け、政治体制改革を推進することを希望する。現実を見据えて社会の公平・正義を保ち、さらに多くの民衆の信頼を得ることを期待する」と述べた。
ニューヨーク大が陳氏を客員研究員として受け入れ、法律を学ぶ環境や奨学金を用意すると発表していた。陳氏の米国留学に向けた手続きの進捗に関心が寄せられていたが、16日に申請手続きが完了、異例の速さでの出国となった。陳氏は「いつになるか分からない」としながらも、「中国には必ず戻ってくる」と話している。
一方、中国国営新華社通信は19日、陳氏と家族が米国に向けて出発した件について、「陳光誠氏が法にのっとり、米国に向かう手続きを行った」「山東省臨沂市出身の陳光誠氏が法にのっとり、正常なルートを通じて米国留学の手続きを行った」と短く伝えている。
これについて、香港紙・明報は「陳氏は16日にパスポート用の写真を撮ったばかり。19日に出発できたということは、特例措置がとられたとみられる」と報じている。(翻訳・編集/NN)
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