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20日、中国で人工中絶手術を受ける女性の低年齢化が進んでおり、未成年者が半数近くを占めていることが分かった。写真は江西省の大学内に掲載された人工中絶手術の広告。
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2012年5月20日、広州日報によると、中国のシンクタンク・中国社会科学院は19日、中国で人工中絶手術を受ける女性の低年齢化が進んでおり、未成年者が半数近くを占めているとする調査報告書を発表した。
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調査報告書をまとめた中国社会科学院社会学研究所の専門家によれば、1997年から調査を続けたところ、中絶する女性の低年齢化が顕著となり、未成年者が40〜50%も占めるようになった。広西チワン族自治区では9歳の少女が妊娠し中絶手術を受けたが、相手は13歳の男の子だったという例もある。中には親や周囲に内緒で中絶手術を受け、その直後休まないですぐに学校で授業を受けたり、体育の授業に出ていたりしたという例もあったという。
専門家は、父兄や教師に少年少女の健全な交際を積極的に奨励するように呼びかけ、未成年者が性行為を行わないよう防止すること、避妊とその知識を持たせること、妊娠3カ月以内の中絶という3つの対策の重要性を指摘した。(翻訳・編集/岡田)
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