香港政府が四川大地震の復興支援で建てた中学校、勝手に取り壊される―四川省綿陽市

Record China    2012年5月22日(火) 15時28分

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18日、2008年の四川大地震の被災地である四川省綿陽市に香港政府が復興支援の一環として建設した中学校が、地元当局の判断で勝手に取り壊されていたことが分かった。写真は綿陽市三台県の行政庁舎。

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2012年5月18日、2008年の四川大地震の被災地である四川省綿陽市に香港政府が復興支援の一環として建設した中学校が、地元当局の判断で勝手に取り壊されていたことが分かった。21日付で新華社通信(電子版)が伝えた。

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香港発展局の麦斉光(マイ・チーグアン)四川復興支援グループ長が明かしたところによると、香港政府と香港教育工作者聯会が合わせて400万香港ドル(約4080万円)を拠出して四川大地震の被災地である綿陽市に建てた綿陽紫荊民族中学が勝手に取り壊されていた。跡地には大規模な商業・住宅複合施設が建設される計画だという。

香港側が今月初めに調査団を派遣して事情を調べたところ、地元当局が学校側に無理やり立ち退きを迫っていたことも分かった。香港発展局は現在、四川省当局に同局が拠出した200万香港ドル(約2040万円)の返還を求める準備をしている。(翻訳・編集/NN)

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