2018年6月18日、仏RFI中国語版サイトは、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が21日から4日間の日程でロシアを訪問すると報じた。プーチン大統領と3回目となる会談を行うほか、現地で開催中のサッカー・ワールドカップ（W杯）韓国対メキシコ戦を観戦する予定という。

記事は、「米朝首脳会談からそれほど時間がたっていない時期でのプーチン大統領との会談は、ロシアから朝鮮半島非核化に関する支持を獲得するのに大きな意義を持っている」と指摘し、政府高官が「朝鮮半島の非核化問題においてロシアは大きな貢献を果たし、対北朝鮮制裁でもかなりの影響を及ぼしてきた」とコメントしたことを説明。同高官は「非核化プロセスが正しい軌道に乗れば日本とロシアが大きな役割を果たすことが期待される。6カ国協議のメカニズムにいつ立ち戻れるかは不明だが、ロシアは以前から朝鮮半島の平和、安定、繁栄を促進するという積極的な決心を表明している」とも述べたという。（翻訳・編集/野谷）