Record China 2012年5月28日(月) 19時6分
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25日、中国人の9割以上が野菜不足の食生活を送っていることが調査の結果判明。しかも野菜炒め一辺倒の調理方法にも問題があるという。写真はバーベキューをする南京市民。
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2012年5月25日、野菜を多くとることが健康に良いとわかっていても、食生活の上でそれを実行するのはなかなか難しい。中国の生命時報(電子版)が新浪網、捜狐網と合同で実施したインターネット調査の結果、中国人の95.3%が野菜不足の食生活を送っていることがわかった。
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回答者3757人のうち、毎日「1種類から3種類の野菜を食べる」と答えた人が86%を占め、「5種類以上の野菜を食べる」と答えた人はわずか4.7%だった。最も多く食べられている野菜はトマト、キュウリ、ジャガイモ、白菜、ナスなど。最も多い調理法として65.38%が野菜炒めと答えた。
広西栄養学会の馬力平(マー・リーピン)副会長は「中国人が野菜不足なことは確か。特に長江以北の地区で顕著だ」と話す。中国栄養学会の基準によると1日に必要な果物は200gから400gで、野菜は300gから500g。実際にこれらの量を食べている中国人は少なく、その種類が乏しいのも問題だという。中国南部では食卓に上る野菜の種類は比較的豊かだが、中国北部ではジャガイモやサツマイモが主な野菜で緑黄色野菜が極端に少ない。
「野菜は栄養がない」「野菜の種類は少なくてもよい」「野菜は炒めて食べる」「野菜の代わりに果物をとればよい」「野菜は農薬が付着しているから危険」といった誤解を抱いている中国人は多い。色々な種類の野菜をまんべんなく食べ、炒めたものだけではなく生野菜やさっと炒めただけの野菜も食べることが必要。そうすることで、野菜に含まれる大切な栄養を効率良く体内に取り込むことができるのだ。(翻訳・編集/本郷)
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