人民網日本語版 2018年6月20日(水) 15時40分
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今年の6月18日は端午節(旧暦5月5日)にあたる。世界各地においても様々なスタイルでこの祝日が祝われ、中国の端午節はますます国際的な雰囲気を帯びている。
第30回トロント国際ドラゴンボートフェスティバルに出場する参加者たち。2日間にわたって行われた同イベントには世界各地から5千人が参加(6月16日撮影)
今年の6月18日は端午節(旧暦5月5日)にあたる。世界各地においても様々なスタイルでこの祝日が祝われ、中国の端午節はますます国際的な雰囲気を帯びている。人民日報海外版が伝えた。
ある外国人ネットユーザーはツイッターで、「生でドラゴンボートレースを見たことある?レースはとても盛り上がる展開で、ボートのデザインも美しく、見ごたえ十分」とコメントしている。
端午節の伝統的なイベントとして、ドラゴンボートレースはすでに世界的に広まっており、現在すでに世界の85カ国・地域でドラゴンボートレースが行われているという。
米国のチャールスリバーエスプラネードでは6月11日から12日にかけて、第39回米ボストンドラゴンボートフェスティバルが行われ、米ニューヨークやロードアイランドなどから集まった75組のチームが参加し、1万人以上の観客が会場で試合を観戦した。
ポルトガルのアヴェイロで行われた端午節ドラゴンボートパレードの開幕式で、自分が作った伝統的な端午節の装飾品「蛋袋」を見せるアヴェイロ大学孔子学院の学生たち(6月16日撮影)
カナダ・トロントのセンターアイランドでは16日、エキサイティングな水上のドラゴンボートレースの他にも、在トロント中国総領事館と在トロント中国旅游弁事処が同地に初めて、総面積400平方メートルにもなる中国文化・観光館を建設した。
海外のドラゴンボートレースでは白熱した戦いが繰り広げられるが、中国にやって来た留学生たちもドラゴンボードに魅せられている。先日、北京外国語大学と北京理工大学の外国人留学生20人が、北京什刹海で行われた端午節ドラゴンボートレースに参加した。パキスタンから来たある留学生は、「ドラゴンボートレースはとても楽しい。このような中国の伝統行事に参加するのはとても興味深い」とした。
中国要素あふれる端午節は、世界各国の様々な特色ともコラボしている。
インドネシアでは、端午節のちまきにインドネシアテイストを取り入れている。インドネシア人は米と一緒に様々な肉を包み、カレー風味に味付けして、ポークカレーちまきやビーフカレーちまき、チキンカレーちまきを作っている。フィリピンのちまきは長細い形で、端午節だけでなく、クリスマスにもちまきを食べるという。(編集YK)
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