2012年5月29日、環球時報によると、ニューヨーク・タイムズ（電子版）は27日、丸暗記式の教育が中国の女性を男性よりも積極的にさせていると指摘した。

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中国青少年研究会の研究員が2010年に出版した「拯救男孩」（男の子を救い出せ）によれば、大学入試において女子生徒は男子生徒よりも力を発揮でき、大学に合格する可能性も奨学金を手にする可能性も高いという。事実、2006〜2007年に中国で奨学金を得た学生5万人のうち、男子はわずか1万7458人となっている。

ある高校の男子生徒は「学校では先生が女子ばかりをひいきしているように感じる」とし、「女子は勉強に励み、字もきれいになっていくのに、男子は騒がしくしてふざけたり、やっかい事を起こしたりしてばかりいる」と話す。

中国で男子生徒の成績が芳しくないことは丸暗記教育と関係があると指摘され、そうした教育スタイルは男子の好奇心豊かな特性をそいでしまうが、女子は暗記などの面で男子よりも適応力が高く、勉強により積極的になれるのだという。（翻訳・編集/岡田）