温首相が農村の子どもに通学バッグをプレゼント、「僕はこの色は嫌だ!」―湖南省

Record China    2012年6月1日(金) 11時52分

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30日、温家宝首相がこのほど、湖南省古丈県にある寄宿制小学校を視察し、親と離れて生活する子どもたちを励ました。通学バッグをプレゼントしたが、男の子が「ピンク色は嫌だ」と言い、大人たちが笑う場面もあった。

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2012年5月30日、米華字メディア・多維新聞によると、6月1日の「国際こどもの日(International Children’s Day)に先がけ、温家宝(おん・かほう)首相が25日、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州古丈県の農村にある寄宿制小学校を視察し、親と離れて生活する子どもたちを励ました。

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小学校を訪れた温首相は子どもたちに通学バッグをプレゼントしたが、そんな中、温首相が1人の男の子にピンクのバッグを手渡そうとすると、男の子は「僕は男だ、この色は嫌だ」と言い、温首相は「そうか、男の子だものね」と言い青いバッグを手渡し直すという一幕もあり、大人たちの笑いを誘った。

この小学校では親が出稼ぎに外地へ出ている子どもが学んでおり、温首相は農村地区の貧困地域に住む子どもたちの健康に気をつけ、子どもたちが安心して勉強できるようにしてやらなければならないと話した。

現在、中国には親と離れて生活している子どもが全国で5800万人おり、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州だけでも出稼ぎに出ている人は57万人、親と離れて暮らす子どもは14万人もいる。そのうち両親とも出稼ぎに出ている子どもは8万人に上る。(翻訳・編集/岡田)

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