2012年6月2日、新聞晩報は記事「ネットで暴露＝中国の電力メーターの75％がインチキ」を掲載した。

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先日、マイクロブログで電力メーターのインチキが話題となった。羊城晩報の報道によると、国家技術監督局が電力メーター34製品のサンプル検査を実施したところ、75％で不正確な数値が検出されることが分かったというもの。実際よりも10〜28％も多い使用量になっていたとされる。

実はこのうわさ、数年前から繰り返しネットで話題になっていた。最も早いもので05年にも同じ内容の書き込みがネット掲示板に出現している。今年1月16日、国家電網公司はデマだとの声明を発表。羊城晩報には問題の記事が掲載された事実はないと説明している。

中国には電力メーターの数字がごまかされていると感じている人が多いが、それは誤解だという。24時間温水器をつけっぱなしにしていたり、冬にエアコンを使いすぎたり、あるいは漏電していたりして、電力料金が高くなったことをごまかしだと誤解している例が多いという。（翻訳・編集/KT）