濃霧の高速道路で車の多重追突の音、響き渡る=11人死亡、30人以上が負傷―江蘇省塩城市

Record China    2012年6月4日(月) 13時48分

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3日午前5時から6時(現地時間)にかけ、中国・江蘇省塩城市の高速道路で、濃霧が原因と思われる多重追突事故が発生した。事故によりあわせて11人が死亡し、30人以上が負傷した。

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2012年6月3日午前5時から6時(現地時間=以下同)にかけ、中国・江蘇省塩城市の高速道路で、濃霧が原因と思われる多重追突事故が発生した。中国新聞社が伝えた。

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事故によりあわせて11人が死亡し、30人以上が負傷した。目撃者によると、当日午前5時8分ごろ、数台の車が追突事故を起こした。霧が濃く肉眼ではどれほどの車が追突したのかわからなかったが、何度も車の激しい衝突音が響き渡ったという。

また、事故を確認した若い女性が車から降り、後続車両にスピードを落とすよう呼びかけたが、後続車両に轢かれ死亡するという痛ましい事故も起きた。

さらに救急車が事故現場に向かう途中で一般車両と衝突事故を起こし、救援活動に遅れが生じた。

追突車両の中には観光バスもあり、バスには3〜40人が乗っていたという。乗客によると、バスの出発時刻午前5時にはすでに霧が確認されており、高速道路は封鎖されていると思った。しかし高速道路は封鎖されていなかったため、バスはそのまま高速に乗り、数分後に事故に巻き込まれたという。(翻訳・編集/内山

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