中国政府が年内にも天安門事件を再評価する可能性=改革派経済学者語る―香港紙

Record China    2012年6月4日(月) 11時2分

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4日、天安門事件23周年を迎えた。経済学者・茅于軾は香港紙・明報のメール取材に答え、今年、中国政府が天安門事件を再評価する可能性があるとコメントした。写真は天安門広場。

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2012年6月4日、天安門事件23周年を迎えた。経済学者・茅于軾(マオ・ユーシー)は香港紙・明報のメール取材に答え、今年、中国政府が天安門事件を再評価する可能性があるとコメントした。

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茅于軾氏は今年、自由の推進に貢献した人物に与えられるミルトン・フリードマン自由賞を受賞した改革派経済学者。劉暁波(リウ・シャオボー)氏が起草した08憲章にも署名している。

茅于軾氏は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が天安門事件再評価を求めていたことをとりあげ、年内にも再評価される可能性があると分析した。もし再評価をしなければ中国国民は中国共産党を恨むことにもなるだろうとコメントしている。

一方、天安門事件で子どもを亡くした母親のグループ「天安門の母」の発起人の一人、張先玲(ジャン・シエンリン)さんは、同グループへの厳しい監視が続いていることをあげ、天安門事件にかかわった官僚が今も権力を握っている以上、再評価は難しいとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)

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