Record China 2018年6月23日(土) 1時0分
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華字紙・中文導報は、日本人はとりわけ清潔感が高いというイメージが強いが、そうした清潔感を持つに至った背景には3つの理由があると指摘した。
2018年6月22日、中文導報はこのほど、外国人にとって日本人はとりわけ清潔感が高いというイメージが強いが、そうした清潔感を持つに至った背景には3つの理由があると分析した。以下はその概要。
まず一つは、日本は降雨量が多く温暖湿潤で、雑菌が繁殖しやすい環境にあることが挙げられる。そのため清潔を維持する習慣が行き渡っている。
次に、「自然万物に神様が宿る」という宗教観がある。トイレにすら神がいるとされ、汚れたまま放っておくことはせず、日頃から清潔を心がけていた。
そして独自の入浴文化。銭湯が発達したのは江戸時代だが、温泉の利用は古くから全国各地で盛んで、日常的な入浴が清潔な印象を与える一因になった。
そうした古くから存在する清潔への意識は現代にも受け継がれており、公徳心やモラルを高めるしつけや教育の成果もあって、日本人の意識の高さは他国に類を見ないものになっている。
小学校では校舎のトイレや教室、校庭などを児童自身に掃除させているほか、制服の着用や給食の配膳を自分たちで行うことなども、子どもの頃から衛生観念を向上させるのに役立っている。
また、肌や髪の美しさも外国人が日本人に抱く清潔なイメージを強めている。健康的な肌や髪には新鮮で栄養バランスのいい食事が欠かせないが、水資源が豊富な環境がそうした食事を支えている。(翻訳・編集/岡田)
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