薄熙来氏の妻は執行猶予付き死刑か?今夏の北戴河会議前に判決の見通し―米華字メディア

Record China    2012年6月4日(月) 17時41分

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3日、米華字サイトは薄熙来前重慶市党委書記の妻で英国人ビジネスマン殺害事件に関与したとされる谷開来容疑者に対し、今夏の「北戴河会議」の前に執行猶予付き死刑判決が言い渡される見通しだと報じた。写真は薄氏。

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2012年6月3日、米華字サイト・多維新聞は北京の情報筋の話として、薄熙来(ボー・シーライ)前重慶市党委書記の妻で英国人ビジネスマン殺害事件に関与したとされる谷開来(グー・カイライ)容疑者に対し、今夏の「北戴河会議」の前に執行猶予付き死刑判決が言い渡される見通しだと報じた。

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この情報筋は、すでに司法機関に送致された谷容疑者と薄氏の家の使用人だった張暁軍(ジャン・シャオジュン)容疑者について、取り調べが一段落したことから、間もなく判決が言い渡されると語っている。時期については、7月に中国共産党幹部が避暑地の河北省・北戴河で行う会議の前になるとの見方を示した。

4月10日付国営新華社通信によると、英国人ビジネスマンは谷容疑者や息子の薄瓜瓜(ボー・グアグア)氏と以前は良好な関係にあったが、経済的な利益をめぐる対立が激化していた。その後、英国人ビジネスマンの他殺が確定、谷容疑者と使用人だった張容疑者に重大な嫌疑がかけられた。両者ともに「故意殺人罪」の容疑で司法機関に送致されている。

この情報筋によると、中国共産党は秋の第18回全国代表大会(18大)までに決着をつけたい意向。また、事件に関与したのはこの2人だけでなく、善後策に便宜を図った政府関係者も含まれるとみられる。谷容疑者は執行猶予付き死刑判決、張容疑者は死刑になる見通し。米領事館への駆け込み事件を起こした王立軍(ワン・リージュン)前重慶市副市長は国家反逆罪に問われるが、死刑は免れる可能性が高いとみられている。(翻訳・編集/NN)

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