日本人男性3人、東シナ海で中国漁船に救助される―浙江省寧波市

Record China    2012年6月5日(火) 4時35分

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1日、東シナ海で5月30日に日本人3人を救助した中国漁船が、浙江省寧波市の象山港に帰還した。写真は象山港。

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2012年6月1日、東シナ海で5月30日に日本人3人を救助した中国漁船が、浙江省寧波市の象山港に帰還した。3日付で寧波日報が伝えた。

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記事によると、日本人男性3人を乗せた小型船が5月30日の午後5時(現地時間)ごろ、同市奉化市桐照鎮の漁船「浙奉漁19065号」に救助された。発見当時、小型船は大波の中を漂っており、いつ転覆してもおかしくない状況だった。

漁船が近づくと、日本人の1人が突然、飛びついてきた。「全員に同じようにされたら、漁船が転覆しかねない」―。そう判断した船長の呉建児(ウー・ジエンアール)さんは乗組員8人に一旦作業を止めさせ、3人の救助を優先させることにした。

そして、3人を無事救助。言葉は通じなかったが、筆談で3人が日本人だと分かった。小型船のオーナーである47歳の男性によると、3人は29日午後9時、熊本県の港から海釣りに出かけたが、GPSが故障し、方向が分からなくなってしまった。「中国漁船に助けていただかなければ、命を落としていました」と感謝の言葉を口にする。

3人は象山港に到着度、呉さんと固い握手を交わし、深々と頭を下げた。現在、知らせを受けた上海領事館の職員が奉化に到着し、3人の帰国手続きを進めているという。(翻訳・編集/NN)

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