Record China 2018年6月23日(土) 12時20分
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23日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博アカウントは、スペインで行われた陸上競技大会の男子100メートル走で、中国の蘇炳添が9秒91のアジアタイ記録を出したことを伝えた。資料写真。
2018年6月23日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博アカウントは、スペインで行われた陸上競技大会の男子100メートル走で、中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)が9秒91のアジアタイ記録を出したことを伝えた。
蘇は22日に陸上ワールドチャレンジ・マドリード大会の男子100メートル決勝に出場。追い風0.2メートルのなか速報タイム9秒92でゴールして優勝した。正式記録は9秒91となり、ナイジェリア出身でカタール国籍を持つオグノデが2015年に作ったアジア記録に並んだ。
蘇は15年に黄色人種として初めて10秒を切る9秒99をマーク。昨年日本の桐生祥秀がこれを上回る9秒98を出すと、先日は中国の謝震業(シエ・ジェンイエ)が9秒97を記録し、日中両国選手間で100分1秒単位の記録争いが繰り広げられていた。今回蘇が一気に記録を縮めたことで、同種目を巡る日中間の争いは中国勢が大きくリードする形となった。
この快挙に中国のネットユーザーは「大学入試の結果と、蘇の記録更新で喜びが一気に2つやってきた!」「すごいすごい!本当にすごい!」「一気にこんなに記録を縮めるなんて、奇跡だよ」「黄色人種にとって偉大な成果を打ち立てた」「起きたらこんなグッドニュースが。中国の陸上界も力をつけてきたぞ」「中国人の誇りだ!」「これは十年は破られないかも」などの称賛を続々と寄せている。
また「素晴らしい!日本を超えての記録更新で超クール」など、日本をライバル視したうえでの感想も見られた。
一方「作った記録があっという間に破られた」「謝震業は泣いているかもしれない」など、「三日天下」となってしまった謝の気持ちをおもんぱかるユーザーも。これには「でも、それでこそ競争が生まれるというものだ」と更なる奮起に期待する声が出ている。(翻訳・編集/川尻)
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