2012年6月3日、シンガポール紙・サンデー・タイムズによると、中国で海外のサマーキャンプに注目が集まっている。海外の有名大学のプログラムに参加する子どもが増えているという。環球時報が伝えた。

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中国では7〜8月の夏休みに米国や英国、オーストラリア、シンガポールなど海外のサマーキャンプに参加する12〜18歳の若者が増えている。多くは語学学校や旅行会社が企画するプログラムで、観光と学習を兼ね備えた内容になっている。プログラムは2週間程度で、参加費用はおよそ3万5000元（約43万円）。人気が集まっていることなどから昨年よりも3000元（約3万7000円）ほど価格が上昇している。

しかし、人気となっているサマーキャンプだが、広告のうたい文句と実際のプログラムの内容に隔たりがあったり、普通の観光旅行と変わらない旅程だったり、不当に高価なプログラム参加費用が請求されるケースがあるなどの問題も現れている。中には大学を見学する機会が1回含まれているだけで、あとは旅行会社に丸投げとなっているという“サマーキャンプ”もあるという。（翻訳・編集/岡田）