Record China 2012年6月6日(水) 9時24分
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5日、中国・陝西省西安市公安局は、先月23日同市のマンションで自動車の模造部品卸売り拠点を摘発した。模造品による被害総額は150万元(約1900万円)に上り、西安市で近年最大規模の自動車模造部品摘発となった。
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2012年6月5日、中国・陝西省西安市公安局は、先月23日同市のマンションで自動車の模造部品卸売り拠点を摘発した。華商報が伝えた。
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当時通常通りにパトロールを行っていた同市の警察は、通りかかったマンションの廊下で自動車の部品を組み立てている若い男性を発見した。脇に置かれた箱には有名メーカーのマークがあったため、不審に思った警察は直ちに若い男性を確保した。その後の調査により、部品を組み立てていた若い男性は中年の男性に依頼されて自動車部品の配達を行っていることが分かった。
その後警察は中年男性の逮捕にも成功し、模造品を押収した。中年男性の供述によると、男性は故郷の江蘇省常州市から模造品を買いつけ、その後西安市で部品の卸売りをしていた。その中には日本のトヨタやホンダが多く含まれており、模造品による被害総額は150万元(約1900万円)に上るという。
模造品の中にはヘッドライドやフォグランプ、メーカーエンブレムにバンパーと多岐に渡り販売されていた。専門家によると、これらの模造品は見た目こそ本物と判別できないほど精巧に作られているが、部品の耐久性や安全性は格段に低く、消費者の安全を脅かすと話した。
現在同市の警察は、部品の買いつけ先や、卸先などの洗い出し調査を行っている。同件は西安市で近年最大規模の自動車模造部品摘発となった。(翻訳・編集/内山)
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