Record China 2018年6月27日(水) 1時0分
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24日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の熱戦が続く中、解放日報は現地で観戦する中国人に向けて「わがままはほどほどに」と注意喚起する記事を掲載した。写真は試合会場。
2018年6月24日、ロシアでサッカー・ワールドカップ(W杯)の熱戦が続く中、解放日報は現地で観戦する中国人に向けて「わがままはほどほどに」と注意喚起する記事を掲載した。以下はその概要。
W杯を観戦しようとロシアには大勢の中国人が訪れている。スタジアムに向かう地下鉄の車内ではしばしば中国語の会話が聞かれ、会場にはボランティアとして働く中国人留学生の姿も見られる。
近年、中国人は豊かになり、試合観戦のため海外に出向くサッカーファンも増えてきた。しかし豊かになったからこそ、詐欺のターゲットとされてしまうという問題も発生。W杯では多くの人が偽チケットをつかまされ、会場に入れないトラブルが起きた。
思うに、ロシアのホテルはW杯を観戦に来た中国人観光客に喜びと怒りが入り交じった感情を持っている。人数が多く、気前もよい中国人客は売り上げに大きく貢献してくれるが、その一方で一部ホテルの客室内には「室内での喫煙、即席麺の調理、大声で騒ぐことはやめてください」という中国語の注意書きが置かれているのだ。
実際のところ、中国人観光客のマナーは向上している。これに当てはまらない人も少数いるが、彼らが全体を代表するわけではない。W杯の期間中、10万人もの中国人観光客がロシアに30億元(約500億円)もの収入をもたらすかもしれないが、「お金があるからわがままし放題」という考えが通用しないということも覚えておくべきだ。(翻訳・編集/野谷)
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