中国の人気火鍋チェーン店が米LAに進出、中国式「過剰サービス」は成功するか?―中国紙

Record China    2012年6月7日(木) 6時16分

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5日、中国国内で63店舗を展開する人気火鍋チェーン店「ハイディーラオ」が米国に初の直営店を出店することを中国版ツイッター「微博」の公式ページで発表した。写真は上海のハイディーラオ。

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2012年6月5日、中国紙・北京商報によれば、中国国内で63店舗を展開する人気火鍋チェーン店「海底●」(●は手へんに労、ハイディーラオ)が米国に初の直営店を出店することを中国版ツイッター「微博」の公式ページで発表した。

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同店は「味よりサービス」を売りに成長してきたが、記事は、こうしたスタイルが米国の消費者にどこまで受け入れられるかは未知数だと指摘する。中国ではすでに高い人気を誇る同店だが、米国で成功するには食材や味、価格やサービス文化の違いなど多くの面で課題は多い。

同店最大の売りは、無料のネイルや靴磨き、眼鏡拭きの提供、トイレには歯ブラシや歯磨き粉、スキンケア用品まで完備するといったてんこもりのサービス。こうした中国式の過剰ともいえるサービスに米国消費者が引いてしまう恐れもある、と業界関係者は懸念を示す。

記念すべき1号店はカリフォルニア州ロサンゼルス市東側に隣接するアーケーディア市のウエストフィールドショッピングモール2階。中産階層以上をターゲットにしており、1人あたりの平均消費額は40〜50ドル(約3100円〜約3900円)を見込んでいるが、米国での中華料理の顧客は80%以上が中国系住民で平均消費額は20〜30ドル。その差をどう埋められるかが鍵になると専門家はみている。(翻訳・編集/岡田)

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