中国の富豪、海外旅行は年に3回、人気の行先はフランスと米国―中国紙

Record China    2012年6月7日(木) 5時30分

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5日、中国の富豪ランキングを発表している胡潤百富と富裕層を顧客に持つアジア・太平洋地域の旅行会社やホテルなどが集まる商談会「ILTM Asia」が昨年に続き、「中国豪華旅行市場白書」を発表した。写真はフランス・パリ。

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2012年6月5日、中国紙・成都晩報によれば、中国の富豪ランキングを発表している胡潤百富と富裕層を顧客に持つアジア・太平洋地域の旅行会社やホテルなどが集まる商談会「亜洲国際豪華旅游博覧」(ILTM Asia)が昨年に続き、「中国豪華旅行市場白書」を発表した。

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上海や北京の富豪150人(平均37歳)を対象に調査を行った結果にもとづくこの白書によれば、中国の富豪が2011年に海外へ出国した回数は平均3回。旅程は1回の出国につき平均8.5日。3.2回以上海外へ行った人のうち、観光目的の出国は65%を占めた。資産額がとくに多い“億万長者”の層では海外への観光回数が平均で3.4回だという。

中国の富豪が最も好む海外旅行先国はフランスとアメリカで、55%の人が自分で旅行先を決めるとし、ネットや雑誌などから旅行に関する情報を得ていると回答。海外へ旅行に行く時期は、国慶節(建国記念日)の大型連休を利用するケースがもっとも多く、春節(旧正月)や夏期休暇を利用するケースがこれに続くが、56%はそれ以外の時期に行ったと答えた。

宿泊先のホテルはブランドや知名度で選ぶ人が多く、もっとも人気の高いホテルはシャングリラグループで、ヒルトンがこれに続いた。その他、観光しやすい場所かどうかも重視されているという。

また、国内旅行は2011年に平均3.6回。64%の富豪が別荘を所有していると回答、その場所は海南島の三亜と香港が最も多かった。(翻訳・編集/岡田)

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