「寝たばこ」同様危険な「寝スマホ」、眠りに落ちたら枕元で爆発=専門家「夏には特に御用心」―湖北省

Record China    2018年6月27日(水) 0時20分

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湖北省武漢市で24日未明、スマホを操作しながら眠ってしまった男性の枕元で、スマホにつないでいた充電器が爆発した。専門家は、夏には携帯電話充電器の爆発が増えると述べた。写真は資料。

中国では24日、澎湃新聞などのメディアが、ベッドで携帯電話を操作していた男性が眠り込んでしまったところ、充電器が爆発して頭部を負傷したと報じた。専門家は夏には携帯電話充電器の爆発が特に増えると警告したという。

充電器爆発で負傷したのは湖北省武漢市住民の李さん。就寝しようとベッドに入ってから携帯電話を操作していたところ、そのまま眠ってしまったという。携帯電話には充電器をつなぎ、充電器をさらに電源に接続していた。

李さんは後頭部の鋭い痛みで目を覚ました。血だらけになっていることに気づいたという。充電器の爆発のためだった。

李さんは病院に運ばれ、治療を受けることになった。首にやけどをしており、後頭部の皮膚が横10センチ、縦8センチにわたり吹き飛んでいた。充電器爆発の状況は明らかでないが、威力は相当に大きかったと考えられる。李さんは病院に到着したのは24日午前2時ごろで、手術には1時間余りを要した。

手術を担当した医師は、夏になると携帯電話の充電器の爆発で運び込まれる患者が増えると説明。気温が高くなるので電気器具も過熱しやすくなるとして、ベッドに入ってから充電器につないだ携帯電話を操作するのは、出来る限りやめてほしいと述べたという。

火災の危険を回避するため、喫煙者の「寝たばこ」は絶対にしてはならないと、早くから言われている。現代においては、安全確保のために「寝スマホ」も禁物であるようだ。(翻訳・編集/如月隼人

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