大学受験者が大幅減、4年で140万人も―中国

Record China    2012年6月8日(金) 9時6分

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6 日、中国で大学受験者数が4年で140万人も減少していることが明らかになった。学生不足から倒産する大学が出てくる可能性もあるという。写真は大学受験を控えストレス発散する江蘇省揚州市の高校3年生。

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2012年6月6日、中国広播網によると、中国教育在線が発表した「2012年大学受験調査報告書」から、ここ4年で大学受験者数が140万人も減少していることが明らかになった。

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河南省では2008年を境に大学受験者が徐々に減少。2012年には受験者数は約82万5000人で、4年の間に16万人、16.5%も減少した。他の省や市でも似たような状況となっており、大学受験者が1050万人を記録した2008年以降は1020万人、946万人、933万人と減少し続け、今年は約915万人となっている。

大学受験者が減少する一方で、海外へ留学する人は増加を続けている。ここ数年、海外留学者は毎年20%のペースで増加している。国内の大学を卒業しても就職が難しいことや教育の質があまり高くないことが大学受験の減少につながっていると専門家は指摘し、今後10年間で学生数の不足から倒産する大学が出てくる可能性もあるとしている。(翻訳・編集/岡田)

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