2012年6月10日、長年のパートナーとの“決別”が伝えられるチャン・イーモウ（張芸謀）監督に、ハリウッドスターを迎えた超大作のうわさが飛び出した。チャイナフォトプレスが伝えた。

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チャン・イーモウ監督作品を国際舞台に押し上げた立役者とされる映画プロデューサーのチャン・ウェイピン（張偉平）。最近2人は16年に及ぶ関係に終止符を打ち、興行重視のチャン・ウェイピンに対し、チャン・イーモウ監督の反発が理由とされている。

複数のエージェントとの接触が伝えられるチャン監督だが、中国やハリウッドの映画制作会社とタッグを組み、製作費1億ドル（約80億円）の超大作に取りかかるとのうわさが浮上。仮タイトルは「龍吻」で、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが出演する可能性が濃厚とされている。

中国の大手不動産グループ・万達集団（WANDA GROUP）はこのほど、米国第2位の映画館チェーン「AMCシアターズ」を買収。本格的に映画産業に乗り出した同グループが、再出発を図ることになったチャン監督の第1作目に大きく絡んでいるとされる。

チャン監督側からは一連の報道について一切反応がない。様々なうわさが飛び交う今後の方向性について、公式発表が待たれている。（翻訳・編集/Mathilda）