Record China 2012年6月13日(水) 8時12分
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8日、インドで「上海」というタイトルの政治映画が公開され、インドの発展に関する問題について激しい議論を呼んでいる。写真は上海。
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2012年6月8日、AFP通信によると、インドで「上海」というタイトルの政治映画が8日から公開され、インドの発展に関する問題について激しい議論を呼んでいる。インドの中国に対する複雑な感情がうかがえる。環球時報(電子版)が伝えた。
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この映画は名もない小さな村に多額の資金が投入され経済の中心になっていくという、1966年のギリシャ小説「Z」のインド版ともいえる内容で、インドの政治や犯罪といった闇世界、貧富の格差、都市の建設などといった問題が扱われており、インドの政治関係者はこの村を「次代の上海」と評しているという。
ディバーカル・バナルジー監督はこの映画で「上海ドリーム」とインドの一般市民との格差、ある国の発展モデルを他の国に応用すべきかなどを問いたかったとし、インドの発展を取り巻く中で中国の上海が政治的な論争の試金石となっているとしている。
1962年の国境紛争以来、インドの人々は中国の急成長に複雑な思いを持っている。インドの元大使は「上海に行ったことのある人はみな上海の発展に大きなショックを受ける」とし、嫉妬や恨みを感じ、さらには挫折感も含んだ微妙な感情にとらわれると話す。
インド政府閣僚も「中国との競争を恐れる必要などなく、中国をうらやましがる理由もない」と語っており、自国に先がけて発展を遂げた中国が気になって仕方ない存在と感じる人が多いという。(翻訳・編集/岡田)
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