Record China 2019年9月4日(水) 14時0分
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中国が2030年のサッカー・ワールドカップ(W杯)を招致するかをめぐり、国家体育総局が2日にコメントを発表した。写真は2018年のサッカーW杯ロシア大会。
中国が2030年のサッカー・ワールドカップ(W杯)を招致するかをめぐり、国家体育総局が2日にコメントを発表した。
同日、国務院で行われた定例ブリーフィングの中で、記者から「中国は2030年のサッカーW杯を招致するのか」との質問が出た。これに対して、同局の李建明(リー・ジエンミン)副局長は「W杯招致は中国のサッカー改革総合方案の中で決められた目標の一つ」としながらも、「いつ、どのタイミングで招致するかは総合的に判断しなければならない」と述べた。
李氏はさらに、「中国サッカーの発展はまず基礎を固めることが大事」との考えを示した上で、「中国が招致(開催)すれば、(開催国として)そのまま本大会に出場できるが、私たちは中国代表のパフォーマンスが中国人や世界の人々に良い印象を与えてほしいと願っている。いずれにしても、この問題について私たちには長期的な計画がある。しかし、具体的にどの年というのは、まだ総合的に考えなければならない」と強調した。
国民のサッカー熱が高く、習近平(シー・ジンピン)主席もサッカー好きで知られる中国では、W杯への関心も高い。だが、ネットユーザーからは「中国代表が出ても恥をかくだけ。(招致は)やめた方がいい」「やっぱりやめておこう。ホスト国なのにひどい負け方をしたら立つ瀬がない」「見ても傷つくだけ」「他国を出場させた方がよっぽど面白い大会になる」など、中国代表の実力がW杯開催に見合っていないという声が多数並んだ。
一方で、「中国で開催のW杯を見るのは夢」「中国代表よ、頑張ってくれ。招致できるかは君たち次第だ」など、期待を寄せる声も上がっている。(翻訳・編集/北田)
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