アジアサッカーのレベルは全体的に進歩したのか?W杯1次リーグのデータから分析―中国メディア

Record China    2018年7月1日(日) 18時40分

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29日、観察者網は、W杯ロシア大会の1次リーグが終了した時点での、アジアサッカー全体のレベルについて分析する記事を掲載した。資料写真。

2018年6月29日、観察者網は、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグが終了した時点での、アジアサッカー全体のレベルについて分析する記事を掲載した。

記事は、W杯の全試合数が64試合で、そのうち1次リーグが48試合を占めるため、1次リーグ終了時点ですでに75%の試合が終了したことになると指摘し、1次リーグ終了時点でのアジアサッカーのレベルについて分析した。

まず、「アジアサッカー連盟から来た5チームの合計勝ち点は15となり、日韓W杯の時の14を超え、アジアチームは過去最高の成績となった」と分析。アフリカ5カ国が1次リーグですべて敗退したのに対し、アジアからは日本が決勝トーナメントに進出したことも指摘した。

その上で、アジア5カ国それぞれの1次リーグでのデータからレベルを分析。サウジアラビアは、「1勝2敗の勝ち点3で、ボール支配率は常に相手チームより高かったものの、アジア5チームの中では最も惨めだった。しかし最後のエジプト戦では相手を圧倒した」とした。

イランについては、「ボール支配率は低く40%以下だったが、これは相手チームが強かったことと関係がある。それでも1勝1敗1分で勝ち点4を獲得し、粘り強さを見せた。イランはW杯で過去最高の勝ち点だった」とした。

オーストラリアについては、「勝ち点は1だけで、5チームの中で最も低く、ゴールの枠に飛んだシュートの数も最も少なかった。しかし、走行距離はどの試合でも1万メートルを超え、5チーム中最も多かった」とした。

韓国については、「5チーム中、ファウル数が最も多かった。スウェーデンとメキシコに負けた後、最後のドイツ戦がアジアチームの1次リーグにとってピークの試合となり、彼らは胸を張って帰国できた」とした。

最後に日本については、「ボール支配率は常に50%を超え、比較的フェアプレーでファウル数が少なかった。ゴールの枠に飛んだシュートの数もアジア5カ国の中では最も多かった。決勝トーナメントではベルギーを相手にアジアサッカーの栄光のために戦うことだろう」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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