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雲南省出身でお茶の販売に携わるビジネスマン李正海(リー・ジョンハイ)さんは、茶葉から作った名刺を持ち歩いている。
2007年3月1日、重慶市に住むレコードチャイナのカメラマンは、雲南省出身でお茶の販売に携わるビジネスマン李正海(リー・ジョンハイ)さんに取材を行うために会った。名刺を交換する際、カメラマンはあることに気付いて驚いた。李さんの名刺はなんとお茶から作られていたのだ。
李さんによると、この名刺は野生のプーアル茶から加工したとのこと。名刺1枚には50gの茶葉が使われている。彼は、「自分はお茶のビジネスを行っているが、普通の名刺を渡しても相手になかなか覚えてもらえない。しかし、お茶から作った名刺は仕事の話にうまく結び付けられるし、相手も自分のことを忘れずにいてくれる」と話している。
しかもさらに驚くべきことに、この名刺はお湯に入れるとすぐにおいしいお茶になるという。「出張の多いビジネスマンが体調を崩したときにはぴったり」と李さんは話し、自身も“名刺のお茶”のおかげで体調が良く、ビジネスが順調に進んでいると語っている。(編集・佐々木康弘)
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