Record China 2012年6月13日(水) 14時55分
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13日、中国サッカー協会による八百長・賭博事件の一審判決が言い渡された。写真は裁判所より移送される同協会元副会長の南勇被告。
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2012年6月13日、中国サッカー協会による八百長・賭博事件の一審判決が言い渡された。同協会元副会長の南勇(ナン・ヨン)被告に懲役10年6カ月と罰金20万元(約250万円)。中国経済ネットが伝えた。
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協会上層部による前代未聞のスキャンダルに海外メディアも注目していた。容疑は八百長と賭博。南被告以外にも、元上層部の2人、元審判員、元中国代表選手などが一連の事件に関与したとされる。
4月から行われていた裁判。判決の下った南被告は、国家サッカー管理センター主任時代に100万元(約1240万円)あまりを不正に受け取ったことが明らかとなっている。さらにサッカー協会副主席、中国スーパーリーグ理事長など民間組織在籍時の収賄額が加算されることになった。質の低下や伸び悩みにあえぐ中国サッカー界。ファン離れを食い止めるためにも、徹底した浄化が望まれる。
南勇氏は1962年生まれ、吉林省出身の朝鮮族で瀋陽体育学院卒。1997年より中国サッカー協会の業務に従事。2002年の日韓W杯時には、中国代表団団長として、予選を勝ち抜いた経歴を持つ。2010年3月に一連の容疑で逮捕に至る。(翻訳・編集/愛玉)
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