中国の大学生の進路に新たな動向、起業や海外留学はブーム下火に―中国メディア

Record China    2018年7月5日(木) 19時10分

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中国で大学卒業生の進路に新たな動向が生まれている。資料写真。

2018年7月1日、澎湃新聞によると、中国で大学卒業生の進路に新たな動向が生まれている。

中国では2010年以降、大学を卒業する人が年々増加し、企業が求める人材も過半数が大卒者となっている。18年度の大学卒業生は前年度から25万人増え、820万人に達すると予想されている。

そうした中、人材紹介大手・智聯招聘が発表した大学生の卒業後の進路に関する報告書から、新たな動向としてこれまでブームとして注目されてきた「起業」や「海外留学」は下火になりつつあることが分かった。

卒業後、企業に就職する意思のある人は前年から6.39%増加し、79.89%。起業する人は同1.32%減って4.78%。海外に留学する人も2.63%にとどまった。

大学卒業後、企業に就職する人が増える一方、すぐに就職しない人の割合が減っている。経済情勢の先行きが不透明なことが背景にあるとみられている。(翻訳・編集/岡田)

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