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砂嵐の発祥地と言われている内モンゴル自治区フンサンダック砂漠ではすでに砂がさらさらに乾いており、これに風が吹けばいつでも砂嵐になりそうな状況だ。
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2007年2月26日、レコードチャイナのカメラマンは内モンゴル自治区に向かい、砂嵐の発祥地と言われているフンサンダック(渾善達克)砂漠で今年春の砂嵐についての取材を行った。
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フンサンダック砂漠へ向かう道すがら、放し飼いの羊や馬が道路を横切り、車を停止させる。家畜に踏み付けられた道は土が削れ、草の根があらわになっている状態だ。車が走るとものすごい砂ぼこりが舞い上がる。
地元の人によると、この冬の暖冬の影響でフンサンダック砂漠で積雪が少なく、地表の砂はすでに乾いているという。ここに強い北西の風が吹くと、砂ぼこりは一気に舞い上がり北京市へ到達するのだ。なお、3月1日に中国気象局は2007年春季の砂嵐に関する予測を発表した。(編集・佐々木康弘)
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