抗日パルチザンの集団墓地、自動車部品企業が掘り返す―中国

Record China    2018年7月3日(火) 14時10分

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2日、中新網によると、中国河南省南陽市の抗日烈士(パルチザン)の集団墓地で、自動車の部品企業が工場建設のため土を掘り返し、骨や遺品などを傷つけていたことが分かった。

2018年7月2日、中新網によると、中国河南省南陽市の抗日烈士(パルチザン)の集団墓地で、自動車の部品企業が工場建設のため土を掘り返し、骨や遺品などを傷つけていたことが分かった。澎湃新聞網が伝えた。

問題となったのは、同市南召県の集団墓地。中国ネットによると、墓地には抗日烈士の遺体や遺品約3000人分が埋葬されているとみられる。同市の不動産企業・天信置地有限公司が先月26日、自動車部品生産事業の一環として、墓地の周辺で約100メートルの排水溝を掘ったという。すると地下からはばらばらになった骨、軍人の身分を示す徽章などが見つかった。

地元政府によると、墓地には国民党の兵士の遺体が埋葬されているとみられる。同政府は天信置地有限公司にただちに工事の中止を命じ、現場を原状回復するよう求めた。(翻訳・編集/大宮)

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