<続報>中国人ビジネスマン誘拐事件、犯人グループが身代金4億円を要求―フィリピン

Record China    2012年6月15日(金) 9時46分

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14日、フィリピン南部ミンダナオ島のサンボアンガシブガイ州カバサランで、中国人ビジネスマン2人が武装した6人組に誘拐された事件で、犯人グループが被害者の家族に身代金として500万ドル(約3億9000万円)を要求していることが分かった。資料写真。

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2012年6月14日、フィリピン南部ミンダナオ島のサンボアンガシブガイ州カバサランで、中国人ビジネスマン2人が武装した6人組に誘拐された事件で、犯人グループが被害者の家族に身代金として500万ドル(約3億9000万円)を要求していることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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フィリピンの華字紙・世界日報と商報が伝えたところによると、犯人グループは10日、被害者家族に身代金500万ドル(約3億9000万円)を要求してきた。家族は被害者を電話口に出すよう求めたが、犯人グループはこれに応じなかった。

今のところ、犯人グループは特定されておらず、犯行声明も出されていない。現地当局はイスラム過激派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)のアブドサラムという幹部が主犯とみているが、MILFは事件との関与を否定、この幹部もすでに組織から脱退しているとしている。

事件があったのは現地時間の4日午後8時ごろ。銃を持った6人組が2人の住まいに押し入り、強引にワゴン車に乗せて走り去った。誘拐されたのは38歳と48歳の男性で、いずれも広東省出身。フィリピンで鉄鉱石の買い付けをしていたという。(翻訳・編集/NN)

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