米国の時代は終わった、中国が新たな世界経済のリーダー―米調査機関

Record China    2012年6月16日(土) 6時18分

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14日、米民間調査機関のピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が発表した調査報告によると、世界経済のリーダーを中国とみる人が最も多かった。写真は北京市のオフィス街。

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2012年6月14日、米民間調査機関のピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が発表した調査報告によると、世界経済のリーダーを中国とみる人が最も多かった。ウルムチ晩報が伝えた。

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調査は21カ国に及び、2008年の経済危機前の時点では45%の人が米国を世界経済のリーダーとみていたが、最新の調査では米国の36%に対し中国が42%の支持を得て、初めて中国が米国を抜き世界一となった。

調査では多くの人が中国の経済成長が今後も続くと答え、特にヨーロッパでは顕著だった。さらにブラジルや日本、トルコ及びレバノンなどの国では、中国を世界一の経済大国と答える人が多く見られた。

中国は脅威の速度で発展を遂げ、2009年の時点でドイツを抜き世界一の輸出大国に成長し、その後日本を抜いて世界2位の経済大国へと躍進した。しかし、中国経済は依然複雑な状況で、経済規模は世界トップクラスなのに対して、人口1人当たりの平均収入の水準はまだ低いレベルである。

それでも中国は、急速な発展を遂げ安定的な成長という強いイメージを国際社会に残したため、支持する声が多かった。それに対し米国は昨今の経済不振により、揺るぎない地位から陥落の道をたどっている。(翻訳・編集/内山

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