2012年6月14日、中国・北京市通州区台湖村で発見された墳墓群の発掘が行われていた。京華時報が伝えた。

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墳墓群は、政府が買い戻した道路に面した元トウモロコシ畑で発見され、10日ほど前から発掘が行われていた。200平方メートルに満たない面積に20個余りの墳墓が見つかり、多くの墳墓は棺が腐食し、遺体があらわになっていた。また、中には墓標が建てられたものも見つかった。

関係者によると、墳墓からは陶磁器などの副葬品も見つかっており、墳墓の構造から漢時代（前漢＝紀元前202〜8年、後漢＝25〜220年）と明時代（1368〜1644年）の墳墓だという。通州区の歴史は漢時代までさかのぼり、地下の文化遺産資源も豊富で、数年前にも漢時代の墳墓が発掘されている。（翻訳・編集/内山）