中国人留学生バラバラ殺人、犯行動画を高校授業で放映―カナダ・ケベック州

Record China    2012年6月15日(金) 14時52分

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13日、このほど世の中を震撼させたカナダ人男性による中国人留学生バラバラ殺人事件について、カナダのある高校では、犯行時に撮影されたビデオを授業で放映したとして問題になっている。写真は2004年、中国で行われた教育博覧会に出展するケベック州。

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2012年6月13日、このほど世の中を震撼させたカナダ人男性による中国人留学生バラバラ殺人事件について、カナダ・ケベック州のモントリオール市のある高校では、犯行時に撮影されたビデオを授業で放映したとして問題になっている。京華時報の15日付の報道。

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先月下旬、自称ポルノ俳優のルカ・ロッコ・マグノッタ容疑者が、交際相手だった中国人留学生・林俊(リン・ジュン)を殺害し、その遺体を解体した。犯行の過程をビデオに収め、インターネット上の動画サイトに投稿したほか、遺体の一部を小包でカナダの与野党本部に郵送。今月4日、ドイツ・ベルリン市内のインターネットカフェで逮捕されている。この動画の真偽について、モントリオール当局は「99.9%本物」としている。

米AP通信の取材によると、問題の高校に勤める教師は今月4日、インターネット上に拡散されていたこの動画を学生らに見せた。「不適切かつ攻撃的な行為」として同日のうちに停職処分となっている。学校側はこの教師の氏名を伏せているが、在校生の証言によると、教師は20歳代で高校1年生に歴史と公民を教えている。学生への精神的被害を鑑み、学校側では心理カウンセラーらが対応の準備をしている。

ケベック教育省(Ministre de l’Education du Loisir et do Sport)は、「非常に恐ろしい。これは非常に、非常に深刻な事態だ。この行為に教育上の意義があるとは考えられない」と声明を出している。なお、モントリオール当局は多くのサイトに対し、問題の動画を削除するように要請している。(翻訳・編集/愛玉)

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