金に糸目をつけない分、モノの価値にも厳しい中国人―米メディア

Record China    2012年6月17日(日) 9時45分

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13日、中国人消費者はより高品質なものに対し、金に糸目をつけずに買えるようになったが、その分商品価値にも期待値が高くなっている。写真は浙江省寧波市の高級ブランド店。

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2012年6月13日、AP通信は、中国の消費者はたくさんお金を使うが、元が取れるかどうかを重視していると指摘した。米国商工会議所の調査報告書によると、これまでと比べ、中国人消費者はより高品質なものに対し、金に糸目をつけずに買えるようになったが、その分商品価値にも期待値が高くなっているという。15日付で環球時報が伝えた。

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2015年までに、中国は米国に次ぐ第2の消費市場になるとみられている。中国企業や海外企業は市場の発展に追いつこうと努力している。中産階級の拡大に伴い、中国の消費者は高価値の商品とより幅広い選択を求め、さほど高価でない商品についても同様の要求をする。

報告書によると、中国人はますます健康や生活品質に関心が高まっている。多くの人が海外旅行に出かけ、外国ブランドや商品の種類、品質に詳しくなると、国内でも同様のものを求めるようになった。北京や上海などの大都市で生活する人はさらに製品価値にも注意を払い、そのためならより多くのお金を払う能力も意思もあるという。報告書では「たとえ彼らが喜んで払ってくれたとしても、その価格に見合う価値を保証しなければならない」と指摘した。

しかし、寧波や無錫、東莞といった小規模ではあるが発展が速い都市での調査では、価格が依然として消費者が購入を決める際の主な要素となっている。ただし、選択可能な商品の幅も急激に増加しており、各企業は自社製品を競って忠誠度の低い消費者に合わせようと努力しているという。(翻訳・編集/中原)

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